日本国内の中小企業において後継者不足・労働人口の減少が問題となる中、M&Aによるオーナー様のバトンタッチは今や主要な選択肢となりましたが、会社の「看板」をはじめ、創業者やオーナー様をはじめとする経営者の皆様が長年かけて培ってきた「企業理念」や「社風」、そして「DNA」は、本当に受け継がれるものか心配に思われるオーナー様も多くいらっしゃることと存じます。また、事業承継におけるM&Aの課題として、オーナーの承継は人生で一度きりであることが大半であり、オーナーとしては右も左も分からない中、承継されるケースも多いのが現状です。更に、成長に向けた施策としてファンドの活用も一般的となってきましたが、ファンドは比較的短期間での株式売却を前提としていることから、二の足を踏むオーナー様も多いと感じております。
上記に課題を感じたメンバーが集まり、「会社の持つ既存文化を尊重し、超長期での投資を行うことで、投資家として会社・地域経済に真に貢献」することを目指して、当社を設立するに至りました。当社では投資前から綿密な対話を通じ、投資後のイメージを掴んで頂き、全てにご納得いただいてからの投資をモットーとすることで、オーナー様として後悔のないM&Aを行いたいと考えております。
当社は投資会社ではありながらも、超長期での投資を通じ、会社にとって必要な、ヒト・モノ・カネといった経営資源の確保をはじめとするサポートにより、長期的な成長を支援させていただき、ひいては日本国内の中小企業が真の成長を遂げられるよう、長く寄り添う関係となるだけでなく、会社の伝統・歴史を重んじ、事業承継でお困りの会社様の「終の棲家」となりたい、と強く願います。
当社は、他社からの出資を受け入れておらず、役職員等の自己資金のみを買収原資としております。意思決定に関し外部投資家や親会社等からの影響を受けることはなく、投資判断やスキーム、投資後の支援内容、外部売却の判断等について、シンプルな意思決定機関の基、柔軟・迅速な対応が可能です。
比較的短期間で他社に売却することが前提のファンドと異なり、超長期での投資を原則としております。企業価値向上を長期目線で考えることで、回収期間の長い大型の設備投資や中長期的な教育を前提とした人材採用のみならず、収益の再投資を行うなど、安定的な事業展開を推進しています。
当社のパートナーであるシンフォニー・フィナンシャル・パートナーズ(SFP)は、本邦上場企業への長期投資(5~10年超)を通じ、20年超に渡り企業価値向上のパートナーとして在り続けてきました。現在は1,300百万ドル超(約1,800億円*)の預かり資産を保有しています。SFPの投資先様と当社投資先様との協業を図ることで、売上・コスト、その他あらゆる面でサポートさせて頂きます。 外部サイト(英語) * 2024年8月現在
1.日本国内に本社を構える中小企業様 2.超長期的な視野に立つ経営を望まれる企業様 3.安定的な利益を長期的に稼得するポテンシャルを持つ企業様 4.外部との提携による更なる成長をお考えの企業様
株式会社かなでホールディングス
国内未上場企業への投資及び事業運営
東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート 9階
塩澤 俊一
03-4500-9251